これ、結構有名~文豪しか登録されてないのか。電撃文庫の人とか入ってたら面白いのになぁ。あとSF作家とか。

誰か森鴎外はじきだしてよ森鴎外!鴎外カッコいいよな…軍医だぜ軍医……!!三島由紀夫とか、文体ころころ変えてるけどどうなるんだろ。意識的に9回はかえたらしいけど。

そういや、帰省してるときに、白夜行、潮騒、命売ります、ファウスト、春の雪、おろしや国酔夢譚、日本沈没読んだんですけど、やっぱファウストわけわからんな。理解に苦しむ。そんでもって、三島由紀夫本人は潮騒を葬り去りたいらしいけど、納得した。やっぱ三島は春の雪でも分かるように、「皇族(貴族)」で「美少年」で「儚い」のが好きなんだろなぁ。よく出てくる設定。潮騒みたいに努力!なのは嫌いなのかな。

ほんと言えば、ナルニア、カスピ海が映画化かぁ。ふーん…。ナルニア国物語はライオンと魔女が一番好きです。一番だれるのは銀の椅子だと思う、個人的には。

帰省してた時に笑った話↓

私「えーっと…トンネルを抜けると~」

弟「(ぼそっ)国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。信号所に汽車が止まった。
向側の座席から娘が立って来て、島村の前のガラス窓を落した。雪の冷気が流れこんだ。(ここまで、「た」の発音が「――った、」(爆笑))娘は窓いっぱいに乗り出して、遠くへ叫ぶように、
「駅長さあん、駅長さあん。」(ここがまた爆笑、ええええきちょうさぁああん!ええええきちょうさぁああん!)
明りをさげてゆっくり雪を踏んで来た男は、襟巻で鼻の上まで包み、耳に帽子の毛皮を垂れていた。
もうそんな寒さかと島村は外を眺めると、鉄道の官舎らしいバラックが山裾に寒々と散らばっているだけで、雪の色はそこまで行かぬうちに闇に呑まれていた。(ここまでまた「た」の発音がry)(更にもう少し続く)」

まぁ、弟がここらへんまで暗記していること自体が気持ち悪いんですけどね。

私「娘はそんな野太い声で「えええきちょうさぁあああん!」とか言わんやろもん!(爆笑)」
弟「いや、田舎娘だからいい。小汚い感じを出しとったい。川端自身も主人公も、この田舎娘のことは汚らしいと思ってるけんが」

とりあえず、弟の雪国暗唱はすげぇ笑える。